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講談社の図鑑MOVE | シリーズ一覧

講談社の動く図鑑MOVEは、まったく新しいコンセプトの、新時代の図鑑です。 「情報がカタログ的に一覧になっているもの」というのが従来のオーソドックスな図鑑でした。 MOVEでは、迫力のある写真やイラスト、またDVDによる動画を組み合わせることで、「躍動感があり印象的な情報」を実現しました。 ただ、情報を調べるだけでなく、 「大迫力の写真を見て興味を持つ」 「おもしろい映像を観て、好きになる」 「好きになるから、もっと知りたくなる」 「もっと知りたいから、何度でもDVDを観る。何度でも図鑑を読む」 それが、動く図鑑MOVEです。 この図鑑を読んだ読者が、一生おぼえているような、印象的な 誌面作りをMOVE編集部は目指しています。

『EX MOVE 猛毒の生きもの』

猛毒の生きものを、生息域別に、陸地、海・水辺、動かない生きもの(植物・キノコ類)にわけて紹介。ヘビやサソリなど、猛毒界のスター選手をはじめ、カエルやイモリなど、小型の猛毒生物、タコや貝など海の生きもの、食べたら怖い毒キノコまで、あらゆる猛毒の生きものをくわしく解説しています。 エジプトコブラにかまれたライオン、ドクハキコブラvsミーアキャット、ウツボをのみこむアオマダラウミヘビなど、MOVEならではの迫力のあるイラストも満載です。

【監修者のことば】今泉忠明/動物学者 日本動物科学研究所 所長


怖いけど見てみたい……それが猛毒をもつ生きものでしょう。自然界には、かまれるとひどい目に遭う生きもの、食べると危ない、触っただけで痛い思いをするといった、色とりどりの猛毒生物が潜んでいます。
でもだいじょうぶ。
逆にいえば、かまれなければ、食べなければ、目立たない地味な生きものにも、毒をもつものがいるということを知っていれば、問題ないということです。油断せずに注意して観察すれば、ほとんどの生きものは安心・安全なのです。
怖いでしょうが、よ〜くみてください。大切なのは色、形、どんな毒なのか、その毒をどういうふうに使うかなどを知ることです。そして、その生きものが、どうして毒をもっているのかという不思議を考えましょう。それがわかったとき、猛毒をもつ生きものが、自然の中で生きている理由がわかるでしょう。すると、たちまち猛毒をもつ生きものが怖くなくなりますよ。知ることで、恐れが消えるのです。広い知識というものは、その意味でも大切ですね。




発売日
2018年6月28日
価格
価格:本体1600円(税別)
講談社
今泉 忠明
ISBN
978-4-06-511865-8

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