『十角館の殺人』から30年——。
2017年9月・10月。
新本格30周年企画、続々登場。
100万部突破の本格ミステリの金字塔——
今しか手に入らない、限定の愛蔵版。
33名の執筆陣によるエッセイ「私の『十角館』」を収録した豪華別冊付き!!
著:綾辻行人
発売日:2017年9月7日
定価:本体3700円(税別)
2017.12.02
2017.11.11
2017.10.19
『十角館の殺人 限定愛蔵版』発売記念トーク&サイン会 ~新本格ミステリの過去・現在・未来〜 島田荘司 VS 綾辻行人(綾辻行人氏登壇予定)
2017.09.29
ISETAN×講談社新本格ミステリ×ミステリーナイト プレミアムフライデースペシャルイベント 伊勢丹店長失踪事件~消えた店長とゴールド十角館の謎~
2017.09.09
5人の名探偵 新本格ミステリ30周年記念トークショー(綾辻行人氏・法月綸太郎氏・有栖川有栖氏・我孫子武丸氏・麻耶雄嵩氏登壇予定)
2017.09.06
新本格ミステリ 30周年記念記念トーク 綾辻行人 × 京極夏彦 × 辻村深月 30年目の「十角館」(綾辻行人氏登壇予定)
2017.07.13
2017.05.14
2017.05.13
2017.05.10
2017.05.10
2017.04.17
フジテレビ月9ドラマ「貴族探偵」第一回放送 原作:麻耶雄嵩 主演:相葉雅紀
2017.03.25
2017.02.26
伊勢丹店長失踪事件
~消えた店長とゴールド十角館の謎~
イベント前夜に忽然と姿を消した伊勢丹新宿店長。
何者かに連れ去られた形跡が! 犯人は店内にいる!?
消えた店長を探し、犯人を追え!
「名探偵がトリックを見抜き、不可解な謎を論理的に解決する」──ミステリの王道<新本格ミステリ>の30周年を記念した伊勢丹とのコラボレーション企画。参加者が探偵となり、トリックを暴くミステリーツアー。館内で証拠や証言を集めながら犯人の足取りを追う!
場所 | 伊勢丹新宿店 〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目14ー1 営業時間:10時30分~20時00分 TEL:03-3352-1111 |
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開催日時 | 2017年9月29日(金) 15時00分~18時45分 |
受付開始時間 | 14時50分 |
参加費 | 無料 |
所要時間 | 45分~60分 |
参加人数 | 640名 |
事前予約 | 9月6日(水)13時予約スタート 下記のURLイベントページよりお入りください http://www.epin.co.jp/isetan_mystery/ |
当日受付 | 枠あり 受付場所:伊勢丹新宿店 本館7階 中央エスカレーター脇特設会場 |
※当日、ビストロカフェ レディース アンド ジェントルメン にてヒントがもらえる特別メニューあり http://www.transit-web.com/shop/bistrocafe/ |
著:はやみね かおる
著:白井 智之
著:高田 崇史
著:有栖川 有栖
著:有栖川 有栖
著:はやみね かおる
著:はやみね かおる
著:青崎 有吾
著:東川 篤哉
著:青崎 有吾
新本格ミステリとは
綾辻行人の『十角館の殺人』でのデビューを
皮切りに巻き起こった本格ミステリ(※)の一大ムーブメント
その後、若い才能が一気に世に羽ばたき、ミステリ界を一変させた。
名探偵、嵐の孤島、謎めいた連続殺人、密室、快刀乱麻の解決編……
謎と論理にこだわり尽くし、虚構のおもしろさを今も追求し続けている。
※ 本格ミステリは、魅力的な謎を提示し
論理で解決されることに主眼をおいたミステリをいう。
Special Contents超豪華執筆陣からのコメントが続々到着予定!
コメントを読む
綾辻行人
「仮題・ぬえの密室」はエッセイ風の実名小説である。『どんどん橋、落ちた』や『深泥丘奇談』のさらに〝外側〟にいる「私」=綾辻行人が、本作の語り手となる。このアンソロジーの性格や自分の能力その他を勘案して悩んだ末、こういうことになってしまった。「本格ミステリ」と呼べる代物ではないが、「本格ミステリについての小説」ではあると思う。今回の記念企画がなければ決して書かれえなかった作品だろうとも思う。――でもまあ、全体の「おまけ」のようなものとしてお読みください。
歌野晶午
一九八九年が明けて間もないころ、新宿の喫茶店で打ち合わせをした。テーブルの上には一週間前に脱稿した原稿が積まれていた。原稿用紙の余白には赤字で問題点が書き込まれていた。二枚目の用紙も細かな朱筆で埋めつくされていた。四百枚の原稿には本文の文字数より多い指摘が入れられていた。それほどのダメ出しをされたことに僕はまず愕然とし、次に、これだけのチェックをするのにかかった労力を想像してめまいがした。一新人の出来の悪い原稿など、「ボツ」の一言で突き返せばいいのに。けれどその人は過剰なまでに情熱的だった。そういう、作家に真剣勝負を仕掛けてくれる編集者がいたからこそ、一つのムーブメントが生まれ、それが三十年経った今も消えずに残っているのだと、次の三十年も忘れずにいたい。宇山秀雄さん、ありがとうございました。
法月綸太郎
新本格30周年を迎えて。懐かしさから『ふたたび赤い悪夢』の〈80年代アイドル年表〉をめくってみたところ、『十角館の殺人』が出た1987年9月の項に「国立代々木体育館でのファイナルコンサートを最後に、おニャン子クラブ解散」と書いてありました。たしかに時代の変わり目だったのかもしれません。
有栖川有栖
こういうの自分らしい、と考えて、オーソドックス、スタンダード、プレーンな本格ミステリを書きました。出汁はしっかり取ったつもりです。
我孫子武丸
書き下ろしアンソロジーのお題は「名探偵」ということだったのですが、色々自分の書いてきたものを振り返っても、やはり「名探偵」とか「神のごとき推理」とはどうも呼べないものばかりで、読むのは好きでも書くのはちょっと……と思ってるんだなということが改めてよく分かりました。というわけで変化球になりますがお許しを(直球を投げたことがあるのかという声もありそうですが……)。
山口雅也
宇山日出臣さん、どうもありがとうございました。あなたの生んだ《新本格》は、とうとう三〇周年を迎えることができましたよ。
麻耶雄嵩
新本格三〇周年、おめでとうございます。
私のデビューは四年ほど後で、学生時代は綾辻さんを始めとする他の方々の作品に一読者として興奮していました。そういうわけなので、記念のアンソロジーに自分自身も加わっているのは、なんだか夢みたいです。
とはいっても、そこはプロ。短編は、そんな感動や敬意を微塵も感じさせない仕上がりになっています(笑)。
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