1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』でデビュー。
2007年、『ハゲタカ』『ハゲタカ2(「バイアウト」改題)』(講談社文庫)がNHKドラマに、2009年、「ハゲタカ・シリーズ」三作目となる『レッドゾーン』(講談社文庫)が映画化される。
2012年、地熱発電を題材に日本のエネルギー問題に迫る小説『マグマ』(角川文庫)がWOWWOWで5話連続ドラマ化された。そのほかの著書に、農政問題に切り込む小説『プライド』『黙示』(共に新潮社)を刊行、政治の混迷、原発問題に迫った渾身作『コラプティオ』(文藝春秋)では直木賞、山田風太郎賞候補にもなった。
最新作は、昨年刊行された「ハゲタカ」第四作目となる『グリード』。