講談社BOOK倶楽部

ステラと未来

「わたしは、わたし以外のだれかに会いたい!」物語はタワーの349階で始まった―。

原案・絵 種田陽平|文 野山 伸

オリジナルブックマークつき!

映画『思い出のマーニー』の美術監督・種田陽平が描く少女の旅立ち、少年の勇気

あらすじ

「タワー」の349階に暮らす、髪の長い痩身の少女は、ママと呼ばれる養育ロボットに育てられ、これまでタワーを出たことがない。少年も、灰色のか細い棒のようだ。どこもかしこも氷でできている薄暗い世界で、たくさんの「おとうさん」に育てられている。ふたりは、期せずして「ドーム」に乗り、湖に招かれる。そこでふたりを待っていたものは……。

「タワー」の349階に暮らす、髪の長い痩身の少女は、ママと呼ばれる養育ロボットに育てられ、これまでタワーを出たことがない。少年も、灰色のか細い棒のようだ。どこもかしこも氷でできている薄暗い世界で、たくさんの「おとうさん」に育てられている。ふたりは、期せずして「ドーム」に乗り、湖に招かれる。そこでふたりを待っていたものは……。

原案・絵 種田陽平(たねだ・ようへい)

美術監督。武蔵野美術大学油絵学科卒業。映画美術監督として、日本、中国、アメリカなどで国際的に活動する。『スワロウテイル』(岩井俊二監督)『THE有頂天ホテル』(三谷幸喜監督)『フラガール』(李相日監督)『空気人形』(是枝裕和監督)など多数の日本映画のほか、チャン・イーモウ監督、キアヌ・リーブス監督、クエンティン・タランティーノ監督などの作品を手がけた。アニメーション作品には、『イノセンス』(押井守監督)ではじめて関わり、『思い出のマーニー』(米林宏昌監督)では美術監督をつとめた。著書に、『どこか遠くへ』(小学館)『ジブリの世界を創る』(角川書店)『伝説の映画美術監督たち×種田陽平』(スペースシャワーネットワーク)などがある。芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章を受けている。

文 野山 伸(のやま・のぶ)

作家。早稲田大学第一文学部卒業。映画、テレビドラマの制作会社勤務を経て、映画、テレビドラマのノベライズ、関連書籍などの仕事を手がけてきた。

『ステラと未来』
原案・絵:種田陽平
文:野山伸
定価:本体1,500円(税別)
ISBN:978-4-06-219678-9
判型/ページ数:A5/127ページ
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最新情報
2015年10月21日~「ステラと未来 原画パネル展」
          三鷹の森ジブリ美術館の図書閲覧室 トライホークス にて開催中
2015年10月15日  静岡新聞夕刊に、「ステラと未来」紹介記事掲載 2015年10月 1日  京都新聞に、「ステラと未来」紹介記事掲載 2015年 9月27日  中日新聞に、「ステラと未来」紹介記事掲載 2015年 9月27日  毎日小学生新聞に、種田陽平インタビュー記事掲載 2015年 9月26日  読売新聞夕刊「子どもたちへ」にて、種田陽平インタビュー記事掲載 2015年 9月23日  朝日小学生新聞に、種田陽平インタビュー記事掲載