『存在しない小説』
編者:いとうせいこう
定価:本体1,400円(税別)
イタリア系アメリカ人作家、アントニオ・バルデス 著「背中から来て遠ざかる」
ペルー人作家、ファナルド・スアレス 著「リマから八時間」
日本在住のマレーシア人作家、ラーマト・ラマナン 著「あたし」
日本人作家、いとうせいこう 著「能楽堂まで」
中国人作家、王健業 著「ゴールド」
チェコ系ドイツ人作家・ラルフ・アウスレンダー 著「オン・ザ・ビーチ」
1961年東京都生まれ。作家、クリエイター。
早稲田大学法学部卒業後、出版社の編集を経て音楽、舞台、テレビなど様々な分野で活躍。1988年、小説『ノーライフキング』で作家デビュー。1999年、『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞受賞。2013年、『想像ラジオ』が第35回野間文芸新人賞を受賞した。他の著書に『ワールズ・エンド・ガーデン』、『解体屋外伝』、『ゴドーは待たれながら』(戯曲)、『文芸漫談』(奥泉光との共著、文庫化にあたり『小説の聖典』と改題)、『Back 2 Back』(佐々木中との共著)などがある。