講談社BOOK倶楽部

パナソニックの選択 「環境で稼ぐ」業態転換の未来 フランシス・マキナニー

パナソニックの選択 「環境で稼ぐ」業態転換の未来

表紙

巨大企業が選んだ「未来」の全貌。

消滅の危機に瀕した製造業の雄に唯一残された選択肢とは?
大坪体制6年間は、創業100周年=2018年を世界トップ企業として迎えるための布石だった。「お金が眠っているところ」を探し出す松下幸之助のDNAは、「環境で稼ぐ」道を見出した。二酸化炭素削減量がキャッシュ化速度を加速する。全経営者、全CFO、そして全パナソニック社員必読。

「すべてを変えることだ。さもなくば、会社は変われない」
――中村邦夫は経営トップの座を禅譲するにあたり、大坪文雄にこう語った。 「すべてを変えるにはどうすればいいか? それを継続するには何をすべきか?」 自問をくり返した大坪のもとで、パナソニックのどこがどう変わったのか? 「一大業態転換」として世間を驚かせた創業以来の大変革は、「次なる収益源」を見 据えた重要な「選択」だった。

『パナソニックの選択 「環境で稼ぐ」業態転換の未来』
著者:フランシス・マキナニー
訳者:福知里恵
定価:本体1,600円(税別)

購入する


著者/フランシス・マキナニー

イギリス生まれ、カナダ育ち。トロント大学で経済学を学んだ後、経営コンサルタントに。自身が副社長を務めたノーザン・ビジネス・インフォメーション社のマグロウヒル売却で注目を集め、ノースリバー・ベンチャーズを起業。30年以上にわたって日本企業のコンサルタントを務めてきた日本通として知られる。著書に、『松下ウェイ』(ダイヤモンド社)『日本の弱点』(NTT出版)等がある。

訳者/福知里恵

フリーランス翻訳家。電化製品メーカーで「HARVARD BUSINESS REVIEW」や「RESEARCH-TECHNOLOGY MANAGEMENT」などのビジネス・経営関連の雑誌の社内向け翻訳に従事した経験を活かして独立。