「国際アンデルセン賞」は1956年に創設された児童文学の本の分野で最も歴史と権威のある国際的な賞です。2年に一度、子どもの本の世界に最も貢献した作家1名と画家1名に送られます。選考水準の高さから、児童文学のノーベル賞と称されています。作家賞の受賞は1994年のまど・みちおさん以来の快挙です!
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漫画:武本糸会
原作:上橋菜穂子
母が指笛を吹いた時、彼女の運命が始まった――!
エリンは、獣ノ医術師である母・ソヨンと暮らす好奇心おう盛な十歳の少女。
だがある日、母が世話している戦闘用の獣・闘蛇(とうだ)が全て死んでしまった!
母はその責任を問われ、裁きにかけられることになるがーー。
「精霊の守り人」などで知られる上橋菜穂子の原作を、武本糸会がコミカライズ!
手触りと、温かみのある極上ファンタジーがここに!!
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漫画:武本糸会
原作:上橋菜穂子
白銀に輝く美しい獣
エリンは偶然、「王獣」と出会うーー!
死にかけのところをジョウンに拾われたエリン。
蜂の世話をしながら穏やかな日々を暮らしていた。
ある時、カショ山の峡谷で真王の象徴といわれる「王獣」と出会い、その美しさに心を奪われる!
一方、王宮では、王族の護衛士であるイアルが、<血と穢れ>による真王の暗殺を危惧していた。
王獣、真王、闘蛇…ゆるやかに絡み出す運命の糸。
国の根幹をなす「獣」に魅せられた少女・エリンの第二幕が始まる!
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漫画:武本糸会
原作:上橋菜穂子
エリンの新たな旅立ち
獣ノ医術師を目指して!
ジョウンとの穏やかな暮らしが過ぎ、14歳になったエリン。
だが、ジョウンの息子が現れ、王都へ戻ってきて欲しいという!
恐れていた出来事にエリンは……。
そして、明かされるジョウンの意外な過去。
新たな転機に立たされたエリン。
だがそれは、彼女の人生の目標を発見するものでもあった!
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漫画:武本糸会
原作:上橋菜穂子
死にかけの幼獣・リラン
その命を助けたい――!
カザルム学舎での生活に慣れてきたエリン。
そんな頃、餌を食べない死にかけの幼獣・リランに出会う。
親から引き離され、けがを負った王獣――。
その姿に胸をつかれ、エリンは野生の王獣を見た経験からリランの世話係に志願する。
なんとか救いたいというエリンの願いは届くのか?
2011年4月8日(金)発売のシリウスKC「獣の奏者」4巻についてのお詫びとお知らせ
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漫画:武本糸会
原作:上橋菜穂子
人と獣の絆が生む起こりえぬ奇跡!
理解しあうことの難しさを越えて――。少女・エリンの強い気持ちが新たな道を開く!
人と獣を繋ぐもの――その見えない想いを信じて!
元気になったリランとの穏やかな日々。だがある日、エリンはリランが言葉を理解しているのではないかと思いだす。王獣という未知の獣と、ひとつひとつ絆を深めていくエリン。そして、その絆が驚きの事実を導き出す!
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漫画:武本糸会
原作:上橋菜穂子
命の芽生えが運命の出会いを紡ぎ出す!
野生の王獣・エクが引きよせた真王(ヨジェ)とイアルとの出会い──!
怪我をした野生の王獣・エクとも竪琴で会話を成功させたエリン。だが、それが驚くべき出来事を生み出した! そして喜びもつかの間、卒舎の時期を迎え……。真王、イアル、ユーヤン……出会いと別れの交錯する第六巻!
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漫画:武本糸会
原作:上橋菜穂子
突然の襲撃! 真王(ヨジェ)の危機にエリンは──
王獣と意思疎通ができることを秘したまま、真王をカザルム学舎に迎えたエリンたち。だが、ダミヤがエリンを気に入り……。そして、行幸の帰路で真王が闘蛇兵に襲撃されてしまう! リランに飛び乗り救援に向かったエリンは──。王獣の真の姿が発覚する激動の第七巻!
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漫画:武本糸会
原作:上橋菜穂子
突きつけられる真王の言葉。
穏やかな日々の終わりは動乱の幕開け――
真王を襲撃から救った礼としてカザルム侯の館へ招かれたエリン。
リランに乗って王宮まで警護して欲しいとの言葉を賜るが――。
そして、予期しない不幸が状況を悪化させる…!
ねじれた真王と大公の関係はこれを機に大きく変化する!
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漫画:武本糸会
原作:上橋菜穂子
王獣で王宮を警護せよ──
逃れられない命令と、隠された陰謀の果てに……
リランたちとともに王都へ移動したエリン。軟禁状態のまま、ダミヤに王獣を武力として利用したいと聞かされる。エリンは、王獣をあやつる技は自分にしかできないと伝え、その証明をすることになったが……。一方、イアルは先代の真王・ハルミヤ暗殺の裏にいる人物を突き止めた。だがその矢先……。エリンとイアル、二人の関係が交差する第九巻!
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漫画:武本糸会
原作:上橋菜穂子
王祖ジェにまつわる真実
それを聞いたセィミヤは…
襲われたイアルを介抱するうちにセィミヤに会うすべを聞いたエリン。一縷の望みを抱いてセィミヤに全てを告白するが……それはこの国をひらいたジェの物語でもあったーー。全てを知ったセィミヤの下した決断は……!? 終章に向かう緊迫の第十巻!
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漫画:武本糸会
原作:上橋菜穂子
エリンとリラン
二つの生が響きあうその時──!
真王(ヨジェ)と大公(アルハン)の雌雄を決するその時、降臨の野(タハイ・アゼ)でセィミヤが見たものは──。そこから生まれた決心がこの国の歴史を動かした……! そして、セィミヤとこの国を守るため、エリンはリランとともに飛ぶ! 獣を愛し、心を通わせたいと願い続けた少女の物語がここに完結する!!
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上橋菜穂子(うえはし なほこ)プロフィール
東京都生まれ。立教大学文学部卒業、立教大学博士課程単位取得退学(文学博士)。
女子栄養大学助手を経て、現在、川村学園女子大学教授。
専攻は文化人類学で、オーストラリアの先住民アボリジニを研究。
著書に、『精霊の木』『月の森に、カミよ眠れ』(日本児童文学者協会新人賞)、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、全米図書館協会バチェルダー賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞、バチェルダー賞オナー)、『夢の守り人』(『精霊の守り人』『闇の守り人』と3作合わせて路傍の石文学賞)、『虚空の旅人』(『精霊の守り人』『闇の守り人』『夢の守り人』『虚空の旅人』と4作合わせて巌谷小波文芸賞)、『神の守り人』(小学館児童出版文化賞、児童福祉文化賞、JBBYオナーリスト)、『蒼路の旅人』『天と地の守り人』『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)『獣の奏者』<I 闘蛇編><II 王獣編><III 探求編><IV 完結 編>などがある。
『獣の奏者』1〜4巻のうち、1・2巻は、フランス、ドイツ、スウェーデン、タイ、韓国、台湾で翻訳出版されている。