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はじめに【PDF:1MB】
第1章【PDF:2MB】
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新着情報
知ってはいけない──隠された日本支配の構造
矢部宏治著
定価 | 本体予価840円 + 税 |
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発売日 | 2017年8月16日 |
発行 | 講談社 現代新書 |
ISBN | 978-4-06-288439-6 |
判型 | 新書判 |
ページ数 | 264ページ |
旭屋書店さんの「本TUBE」に、著者・矢部宏治氏のインタビュー動画が公開されました!
概要
私たちの未来を脅かす「9つの掟」、
最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」とは?
なぜ日本はアメリカの意向を「拒否」することができないのか?
3分でわかる日本の深層!
みなさんは、世田谷区や中野区、杉並区の上空が米軍に支配されていることをご存じですか?
あるいは、米軍に与えられた治外法権が、日本の国土全体に及んでいることを知っていましたか?
「なにをバカなことを……」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、これらは複数の公文書によって裏付けられた、疑いようのない事実なのです。
じつは、私たちが暮らす「戦後日本」という国には、国民はもちろん、首相やエリート官僚でさえもよくわかっていない、「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を大きく歪めています。
そうした「ウラの掟」のほとんどは、じつはアメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。
3つの「裏マニュアル」ともいうべき最高裁の「部外秘資料」、検察の「実務資料」、外務省の「日米地位協定の考え方」を参照しながら、日米合同委員会の実態と対米従属の根幹に迫るとともに、日本における「真の権力構造」を徹底解明します。
累計17万部を突破したベストセラー『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』の著者・矢部宏治氏が、「戦後史の闇」に光をあてた渾身の決定版!
目次
第1章 | 日本の空は、すべて米軍に支配されている |
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第2章 | 日本の国土は、すべて米軍の治外法権下にある |
第3章 | 日本に国境はない |
第4章 | 国のトップは「米軍+官僚」である |
第5章 | 国家は密約と裏マニュアルで運営する |
第6章 | 政府は憲法にしばられない |
第7章 | 重要な文書は、最初すべて英語で作成する |
第8章 | 自衛隊は米軍の指揮のもとで戦う |
第9章 | アメリカは「国」ではなく、「国連」である |
追記 | なぜ「9条3項・加憲案」はダメなのか |
著者プロフィール
矢部宏治(やべ・こうじ)
1960年兵庫県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。株式会社博報堂マーケティング部を経て、1987年より書籍情報社代表。著書に累計17万部を突破した『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』(以上、集英社インターナショナル)、『本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること――沖縄・米軍基地観光ガイド』(書籍情報社)など、共著書に『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』(創元社)。企画編集に「〈知の再発見〉双書」シリーズ、J.M.ロバーツ著『図説 世界の歴史』(全10巻)、「〈戦後再発見〉双書」シリーズ(以上、創元社)がある。
『知ってはいけない』米軍日本支配の構造・常識クイズ
間違っているのは?「米軍の軍事演習は日本全土で行われている」「米軍に与えられた治外法権は米軍基地だけに限られる」「東京の六本木にも米軍の基地がある」