講談社BOOK倶楽部

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 ジョン・J・ミアシャイマー スティーヴン・M・ウォルト 

2006年3月に論文が発表されるや、世界規模で議論沸騰した話題の書、遂に刊行!
イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策
シカゴ大学教授 ジョン・J・ミアシャイマー
ハーヴァード大学教授 スティーブン・M・ウォルト
副島隆彦・訳
イスラエル・ロビーとは、イスラエルを利する方向に米国の外交政策を向かわせるべく、影響力を行使している諸団体や個人の緩やかな連合体のことである。……彼らは米国の外交政策が形成される際に重要な役割を果たしている。イスラエル・パレスチナ紛争、災いをもたらしているイラク侵攻、シリアやイランとの今なお続く衝突など、様々な米国の外交政策について<イスラエル・ロビー>は重要な役割を果たしているのだ。私たち著者は次のように主張する。「こうした米国の外交政策は米国の国益に適っていない。さらにこうした米国の外交政策はイスラエルの長期的な利益をも損なう」(「序文」より)
なぜアメリカはイラク戦争を始めたのか?
なぜ中東はいつまでも不安定なのか?
アメリカの外交政策を歪めてきたのは誰か?
タブーはどのようにしてつくられたのか??
『文明の衝突』のS・ハンチントンに並ぶ、世界最高の知性がタブーに挑む。ユダヤ陰謀説を超える議論の提起!!

目次
注釈
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表紙
『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』
ジョン・J・ミアシャイマー/スティーブン・M・ウォルト 著
副島隆彦 訳
定価:本体1,800円(税別)
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目次
注釈
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表紙
『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策2』
ジョン・J・ミアシャイマー/スティーブン・M・ウォルト 著
副島隆彦 訳
定価:本体1,800円(税別)
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著者
ジョン・J・ミアシャイマー John J. Mearsheimer[写真右]
1947年生まれ。シカゴ大学ウェンデル・ハリソン教授(政治学)。
専門は国際関係論。米中衝突を予言し、「オフェンシヴ・リアリズム」理論を提唱。米国のイラク侵攻を非難して、ネオコン学者と対立する。

スティーブン・ウォルト Stephen M. Walt
1955年生まれ。ハーヴァード大学ケネディ・スクール教授(国際関係論)。
「脅威の均衡」理論を提唱。ミアシャイマーとともに、米国のイラク侵攻を非難して、ネオコン学者と対立する。
訳者
副島隆彦
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。
銀行員、代々木ゼミナール講師を経て、常葉学園大学教授。
主な著書には、『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社)、『属国・日本論』(五月書房)、『ドル覇権の崩壊』(徳間書店)、訳書には『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』(V・ソーン著、徳間書店刊)など多数ある。