講談社BOOK倶楽部

ひぐらしのなく頃に 竜騎士07

2007年は竜騎士07! 『ひぐらしのなく頃に』Novel:竜騎士07/Illustration:ともひ
2002年発表の「鬼隠し編」から5年。斯界を揺るがせ続けた伝説的ノベルゲーム『ひぐらしのなく頃に』が著者・竜騎士07氏自らの手による渾身のリライト作業を経て、一大長編小説へ。全4話、全7巻に及ぶ「ひぐらしのなく頃に」“鬼隠し編、綿流し編、祟殺し編、暇潰し編”、2007年8月より講談社BOXから7ヵ月連続刊行!注目のイラストレーターには竜騎士07自らが賞賛を惜しまない新人イラストレーター・ともひを迎え、あらゆるメディアを巻き込んだ一大ムーブメント『ひぐらしのなく頃に』の最終形態が、今ここに「小説」として結晶する──。

あらすじ


ひぐらしのなく頃に 最新刊
『ひぐらしのなく頃に 第三話 〜祟殺し編〜(下)  『ひぐらしのなく頃に 第三話〜祟殺し編〜(下)』
著者:竜騎士07


昭和五十八年、雛見沢(ひなみざわ)村。“トラップマスター”北条沙都子(ほうじょうさとこ)を虐待(ぎゃくたい)から救うため、奔走(ほんそう)する前原圭一(まえばらけいいち)。しかし児童福祉司への相談も、何ら変化をもたらさなかった――。
出口の見えない状況と、雛見沢に古くから伝わる“オヤシロさまの祟り”が結びついた時、圭一は“ある決断”を下す。そして事態は、さらなる最凶最悪(さいきょうさいあく)の悲劇へと向かう……!!

ひぐらしのなく頃に 既刊
『ひぐらしのなく頃に 第三話 〜祟殺し編〜(上)  『ひぐらしのなく頃に 第三話〜祟殺し編〜(上)』
著者:竜騎士07


昭和五十八年。
平和な雛見沢村で、毎日の“部活(ゲーム)”に興じる前原圭一と仲間たち。だが、何も知らず無邪気に楽しんでいたのは、彼ひとりだけだった。“トラップスター”北条沙都子の日常に暗い影を落とす存在――両親の死、兄・悟史の失踪、名前だけの“保護者”、そして……。彼女の未来を悲劇にしないために、圭一は抗う!!
これぞ小説。『ひぐらしのなく頃に』の到達点にして新たな原点!
『ひぐらしのなく頃に 第ニ話 〜綿流し編〜(下)』 『ひぐらしのなく頃に 第ニ話〜綿流し編〜(下)』
著者:竜騎士07


昭和58年、雛見沢村。村に伝わる秘祭・“綿流し”の晩、夜陰にまぎれて“オヤシロさま”を祀る“祭具殿”に立ち入った園崎詩音と前原圭一――。最大の禁忌を犯した2人の周りで次々と起こる異変は、“オヤシロさま”の祟りか、それともただの事件か……?嘘に嘘を重ね、真実から目を背けようとする圭一たちを待ち受けるのは、歪んでしまった“日常”が生み出した血塗れの結末だった……!?

これぞ小説。『ひぐらしのなく頃に』の到達点にして新たな原点!
『ひぐらしのなく頃に 第二話〜綿流し編〜(上)』 『ひぐらしのなく頃に 第二話〜綿流し編〜(上)』
著者:竜騎士07


昭和五十八年、雛見沢村。
前原圭一の前に現れた、園崎魅音の双子の妹――詩音。ミステリアスな双子と戯れながら、圭一の刺激的な学校生活はいつまでも続くと思われた――“綿流 し”と呼ばれる祭りの晩に、あの“祭具殿”へ立ち入るまでは……。
これぞ小説。
『ひぐらしのなく頃に』の到達点にして新たな原点!
ひぐらしのなく頃に 第一話 〜鬼隠し編〜(下) 『ひぐらしのなく頃に 第1話〜鬼隠し編〜(下)』
著者:竜騎士07


昭和五十八年。雛見沢村をめぐる連続怪死事件に終わりは来なかった。
村人に恐れ敬われる“オヤシロさま”の祟り――“鬼隠し”――は、今年も二人の犠牲者を出す。
村中に渦巻き囁かれる噂、事件を秘密裏に追う刑事、そして不可解な“仲間”の行動……。
点と点が猜疑心で結ばれた時、存在するはずのない“何もの”かが前原圭一に襲いかかる――!
ひぐらしのなく頃に 第1話〜鬼隠し編〜(上) 『ひぐらしのなく頃に 第1話〜鬼隠し編〜(上)』
著者:竜騎士07


かつてない恐怖、そして来るべき未来の物語(ストーリーテリング)の可能性を斬新に詰め込み、あらゆるメディアを席捲したゼロ年代の記念碑的一大ムーブメント、『ひぐらしのなく頃に』の最終形態は、今ここに「小説」として結晶する――。
これぞ小説。『ひぐらしのなく頃に』の到達点にして新たな原点!
竜騎士07 (りゅうきし・ぜろなな)
同人ゲーム作家、小説家。2002年夏、コミックマーケットで「ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編」を発表。以来、夏と冬に1作ずつ「ひぐらしのなく頃に」シリーズ新作を精力的に発表し続け、マンガ、アニメ、コンシューマー・ゲームなど、様々な他メディアを席捲する一大ムーブメントを作り出す。2007年8月、最新シリーズの「うみねこのなく頃に」を満を持して送り出す。小説の単行本化は、本作が初めてとなる。