■読売新聞(2月2日)の文化面「本よみうり堂」に、著者インタビューが掲載されました。
■産経エクスプレス(2月2日)に、著者インタビューが掲載されました。
■朝日新聞・関西版(1月29日)に、著者インタビューが掲載されました。
■「週刊文春」2月6日号に、『舞台』の書評が掲載されました。評者は江南亜美子さん。
■1月11日放映の「王様のブランチ」(TBS系、毎週土曜日9:30〜)特集コーナーに、西加奈子さんが出演。1月18日放映の同番組・週間ブックランキング(ブックファースト渋谷文化村通り店)で1位、続く25日放映の三省堂書店有楽町店でも1位に。
■西加奈子さんがNHK‐FM「トーキングウィズ松尾堂」(1月12日放送、2月2日再放送)に出演しました。
■西加奈子さんが2月2日20:00〜、J-WAVE「GIFT FOR HEART」に出演しました。
■「アンアン」1月22日号に著者インタビューが掲載されました。
■「日経ウーマン」2月号に著者インタビューが掲載されました。
■「with」2月号に著者インタビューが掲載されました。
■「日経エンタテインメント!」2月号 に著者インタビューが掲載されました。
■「ダヴィンチ」2月号に著者インタビューが掲載されました。
■「ダヴィンチ」2月号のピース又吉氏の「第2図書係補佐外部活動」で、『舞台』が紹介されました。
■「群像」2月号に、西さんと古市憲寿さんとの対談が掲載されました。
■毎日新聞1月25日付「エンタメ小説 今月の押し!」に『舞台』が取り上げられました。
■朝日新聞1月16日付「書店発・新刊三者三様」で、リブロ池袋本店の小国貴司さんが『舞台』をご紹介くださいました。
29歳の葉太は、初めての海外、初めての一人旅でニューヨークを訪れる。子供のころから過剰なまでの自意識にとらわれてきた葉太は、ガイドブックを丸暗記して街歩きに臨むが、初日から盗難に遭い、無一文に。 羞恥心とプライドに縛られて助けを求めることもできず、帰国までの一週間を一人で乗り切ろうとする葉太。絶望的な状況でマンハッタンの街をさまよった果てに、葉太が出会った衝撃的な光景とは――。
『舞台』
著者:西加奈子
定価:本体1,400円(税別)
西加奈子さんの「舞台」があまりにも凄い小説すぎる。読み終わってこっちが恥ずかしくなるくらい。うわぁ、だから西加奈子だよ!!凄い小説すぎるだろ!!と仰け反る感じ。この小説を、感じたまま「素晴らしい!最高傑作!」と声高に言いたいけど、それは「凄い小説すぎる小説を読んで「最高傑作!」とかコメントする書店員」すぎる。この自意識が辛い……!
――三省堂書店有楽町店 新井見枝香さん
今を生きる男子という生き物の、自尊心と羞恥心の混ざり合った理解不能な行動に、驚きと滑稽さと愛着を感じさせられるなんて、またもややられた!と叫ぶしかない。 29歳男子のたった数日のニューヨーク生活を、これほどテンポよく繊細に描きあげるなんて、やっぱり西加奈子さん、天才だ。
――MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 中村優子さん
共感とともに笑っていたはずが、読み進めるうちに徐々に切実になってくる。生の困難を抱える人にとって、葉太は自分だ。
――パルコブックセンター渋谷店 宮崎麻紀さん
読み始めてすぐ物語の面白さに引き込まれ、読み終わるのが惜しくなってしまったくらい。そして「葉太はまさに私だ!」と思うほど共感してしまいました。西さんの小説はいつも「着ているもの、持っているもの…、そういう全部をはぎ取った時に残る何か」を追求しているように感じるのですが、 今回は特にその命題に、真摯に向き合った作品だと思いました。
――紀伊國屋書店新宿南店 佐貫聡美さん
ニューヨーク怖い…。アメリカって夢の国じゃないんだ…。と思いながら読んでいくと…読み終えたらアメリカに行ってみたくなった。とても清々しく爽快で、自問自答なのに重くなく、読後はスッキリしました。
――ジュンク堂書店西宮店 水口真佐美さん
ここに描かれているのは、あまりにも赤裸々な人間の素顔だ。人生を凝縮させたような一人旅の先に出会った本当の自分。強烈な個性を持った骨太の物語に心を奪われた。著者の真骨頂ともいえる作品。これぞまさしく人生劇場の“舞台”です!!
――三省堂書店営業本部 内田剛さん
読んでいる私も恥ずかしく、葉太と一緒に苦しんだ!共にニューヨークの街を疾走した果てに、葉太と一緒に救われました。私はこのままの私で生きていていいんだ、と安心感を与えてくれた。読んだ後、幸福感に包まれます。
――MARUZEN名古屋栄店 竹腰香里さん
面白かったです! 自分の中にもある「葉太資質」に頷きながら一気読み。心の螺旋 をさまよう様が圧巻でした。
――今井書店グループセンター店 鳥橋早苗さん
西加奈子(にし・かなこ)1977年、テヘラン生まれ。カイロ、大阪育ち。2004年、『あおい』でデビュー。2007年、『通天閣』で織田作之助賞を受賞。2013年、『ふくわらい』で第1回河合隼雄物語賞を受賞。他の著書に『さくら』『しずく』『炎上する君』『白いしるし』『円卓』『漁港の肉子ちゃん』『ふる』『ごはんぐるり』などがある。